SSブログ

介護施設との契約を取る時にもめないために! [薬局コンサル]

介護施設との契約を取る時にもめないために
大事なことを今日は書いてみます[晴れ]


もし、以下の条件に当てはまる場合は
いますぐ
その介護施設との契約をやめた方がいいかも^^


①薬局から遠い(徒歩30分以上、車で15分以上かかる)
②すでにかかりつけの薬局があり、その薬局の施設からの信頼も厚い
③かかりつけの病院がたくさんある
④現場と施設長との連携が取れていない
⑤ナースが居ない、少ない、ヘルパーさんがいい加減
⑥お薬のセットが煩雑、前の薬局と同じやり方を望む


これは特に上から順に
重要で。


もし①・②に当てはまるなら
即座に契約を取るのを辞めた方がいい。


①薬局から遠い(徒歩30分以上、車で15分以上かかる)は
臨時薬の配達で予想外に
時間と手を取られる可能性があるからで

②すでにかかりつけの薬局があり、その薬局の施設からの信頼も厚い は
引き継ぎの時に相手薬局にも施設看護師などにも
協力してもらえないことが多く
その為に人手が異常に取られる
これも該当するなら無理してまで
契約を取らなくてもいい。


③かかりつけの病院がたくさんある
は配薬回数の増加に繋がるので
やはり人件費がかかり過ぎる


④現場と施設長との連携が取れていない
は非常に重要で
施設長が言ったことと、現場のナースが言うことが違う所は
薬局が振り回されるので注意が必要だ。




⑤ナースが居ない、少ない、ヘルパーさんがいい加減
⑥お薬のセットが煩雑、前の薬局と同じやり方を望む、
はセットになることも多い

ナースが居ない、もしくは少ないと
お薬のセットが非常にややこしくなる場合がある。
なので、ナースの人数が多い、しっかりしている施設を選ばないと
お薬の管理に負担がかかる。



さらに言うならば
契約段階で

①居宅療養管理指導料がとれるか、入居者の理解を得ることが
できるか
②お薬の引き継ぎをどうするか(成分名、GEや先発品、粉砕など)
③臨時薬の対応をどうするか(いつ配達、誰が配達するか)
④応診同行があるのか
⑤配薬の回数は月に何回か
⑥引き継ぎの期間がどれくらいあるのか


を、必ず詰めておいた方がいい。

契約書を交わす時には

入居者のお薬の情報が手元にあり
居宅療養管理指導料を取るための契約書を
入居者から預かっている状態にあり

応診にはじめて同行する日と
そのお薬をいつごろ配達するのか
また誰が配達に行くのか

最低でもそれだけはわかっていないと
話しにならない。

現場が混乱するだけだ。


社長は増益の為に
介護施設を取れと営業に命令するだけではなく
営業は前の薬局から奪い取るのではなく、
また取った後は、現場に投げるのではなく、

現場がスムーズに回るように
配慮する

現場は同じ人数で在宅が増えても
対応しきれない

人員を増やさずに
それをすべて現場に投げるのは
会社態勢がとても悪いと言わざるを得ない。


人員をあとから増やせばいいという考えでは
現薬剤師の現場離れが
加速してしまう。

人件費を削って
人手が離れ
広告費にお金がかかる
最悪のパターンを地で行ってしまう。


社長が利益にとらわれ始めると
その時点から
お金も人も逃げていき始める。


そうなるまえに
気がつけるかどうかが
社長の器の見せどころなんだろうなと思う^^




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。